【7】せめのじかん
コートの中のどこにボールがあっても、じぶんがコートの中のどこにいても、じぶんのチームの選手がボールをもっている場合は、「せめのじかん(こうげきの時間)」になります。
じぶんたちのチームが「せめのじかん」ということがわかれば、(基本的に)次にやることはきまります。
★せめのじかんの優先順位 (なにからやったらいい?)
①ゴールをみる
②シュートができるなら、シュート!
③シュートがだめなら、ボールをゴールへはこぶ(=ドリブル)
④ドリブルがだめなら、自分の代わりに、仲間にボールをゴールへ運んでもらう(=たすけてもらう、パス)
の順番に、頭の中で考えるといい、ということが考えられます。
★せめのじかんの優先順位 (なにからやったらいい?)
①ゴールをみる↓
②シュートができるなら、シュート!↓
③シュートがだめなら、ボールをゴールへはこぶ(=ドリブル)↓
④ドリブルがだめなら、自分の代わりに、仲間にボールをゴールへ運んでもらう(=たすけてもらう、パス)↓
「えっ!?そんなこと、試合をしている時に考えられないよ!」
「考えている間に、ボールをとられてしまうよ!」
「オレがボールをもっているのは、自分たちのゴール前だよ!」
と、思うかたもいるかと思います。
でも、サッカーのうまい人は、頭の中で、先ほど述べた、
★せめのじかんの優先順位 (なにからやったらいい?)
①ゴールをみる
②シュートができるなら、シュート!
③シュートがだめなら、ボールをゴールへはこぶ(=ドリブル)
④ドリブルがだめなら、自分の代わりに、仲間にボールをゴールへ運んでもらう(=たすけてもらう、パス)
を、いつでも、どこでも、頭の中で、考えながらプレーしています。
頭の中で考えなくても(=無意識に、習慣化して)プレーできる人もいます。
サッカーのうまい人は、たくさん練習して、たくさん試合をするうちに、先ほど述べたような、「せめのじかんの優先順位(なにからやったらいい?)」を考えながらプレーしたり、考えなくても(=無意識に、習慣化して)プレーできるようになったと考えられます。
この本を読んでくれた人も、すぐに(サッカーのうまい人と)同じようなことはできないかもしれませんが、頭の中で考えながら練習したり、試合をするうちに、少しずつできるようになってくると思います。