▼どんな練習を子どもにしたらいい?
ジュニア年代のサッカー指導をしていると、「どんな練習を子どもにしてあげたらいいのだろう!?」といった悩みに直面するかたは多いと思います。あなたはどんな練習を子どもにしていますか?私もサッカー指導者をはじめた20歳頃からずっと、このことで悩み・勉強をしている毎日です。
▼サッカー指導に関係する書籍やDVDに、200万かけた?
世の中で販売・公開されているサッカー指導関連の書籍は、内容は勉強になりながらも読み物としても非常におもしろく、私は勉強のためだけではなく、娯楽目的としてもそれらを購入しています(引用文献・参考文献のページをご参照ください)。そのため、サッカー指導に関係する書籍やDVDの購入に、最低でも200万は費やしております。(もっと詳しく計算できるかもしれませんが、計算して数字を出すのが恐いです・・・)
それでもまだまだ、サッカー指導に関する書籍やDVDは、買い続けてしまうんですけどね・・・。本当に勉強になり、また、楽しく勉強のできる世界だと思います。
▼その中から、どの練習を選ぶ?
少し話がそれてしまいましたね、すみません。ご自身の中に「オレはぜったいに、これを子どもに教えたい」「必ずこれは身につけてほしい」といった信念や基準がある場合は、指導書を参考にしなくても、練習メニューを決められると思います(それは個人の自由だと思います)。しかし、そのような信念や基準が無い、もしくは決められない場合は、指導書の中から練習メニューを決めることになると思います。どちらかというと、私も自分の信念や基準があいまいだったり、まだまだ自信が無いので、人様のアイデアばかりをお借りしています。
▼世の中にある、星の数だけある練習メニュー
そうですね、世の中には星の数だけ練習メニューが存在するかと思われます。本当にたくさんあります。そしてどれも魅力的。そんなたくさんある練習メニューの中から、「これを選手にやってほしい」「これを子どもに身につけてほしい」と思えるメニューを選ぶのは、たいへんなことだと思われます。そしてそれが袋小路的にはまってしまうと、「指導者の混乱」という事態を招いてしまいそうです。これは選手・指導者にとって、「チームの混乱」という結果を招いてしまいます。
では、どのような「基準」で練習を選んだらいいのでしょうか?
▼「練習の種類」は基本的に2つしかない
「練習の種類」は基本的に2つしかない。①「意識してもできないことを、意識することでできるようにすること」、②「意識すればできることを、無意識にできるようにすること」
by 詠み人しらず
引用元:Copy writing 氏(@Copy__writing)のTwitter投稿、2017.2.2
非常に的を得ていて、練習メニューを選ぶ時の基準になります。このような「基準」ができあがると、練習メニューを選ぶ時の選択肢もせばまり、より自分たちに合った練習メニューを選べることになるかと思います。
あなたが選んだ練習メニューは、
「練習の種類」は基本的に2つしかない。①「意識してもできないことを、意識することでできるようにすること」、②「意識すればできることを、無意識にできるようにすること」、そのどちらのタイプでしょうか?